くわしく
玉の早逃げとは、相手の攻めが本格化する前に、玉を先に安全なところへ動かしておく受け方です。「玉の早逃げ八手の得」という格言があり、一手使って玉を動かすだけで八手分も得をすることがある、という意味です。
攻められてから逃げると、王手をかけられながら追い立てられて、逃げ道がどんどん減っていきます。まだ王手がかかっていないうちに動いておけば、自分の意思で安全な方向を選べます。
逃げるのは弱いことではありません。玉が動ける場所の多さを「玉が広い」と言い、広い玉は簡単には詰みません。早逃げは、その広さを先に確保しておく積極的な受けです。