4〜10歳のお子さまをお持ちの保護者の方へ

将棋のルールを子ども向けにやさしく解説

将棋を子どもに教えたいけれど「ルールがむずかしくて何から始めればいいかわからない」という方へ。教える順番・駒の動き方・つまずきやすいポイントをまとめました。

将棋を子どもに教える5ステップ

  1. 1. 駒の動きを「ひとつずつ」覚える

    8種類すべてを一度に教えようとしないこと。まずは「歩」と「王」だけで遊んでみる。次に「金」「銀」、最後に「角」「飛車」と少しずつ広げていく方が、子どもは飽きずに身につきます。

  2. 2. 動きを「目で見て」確認する

    言葉で「斜めに動く」と言われても、子どもはイメージできません。実際に駒を1マスずつ動かしてみせる、もしくは下の図のように動けるマスを示すと、5分で覚えます。

  3. 3. 「捕る」「打つ」を実際に遊んでみる

    将棋の最大の特徴は、相手から取った駒を自分の持ち駒として使えること。これは説明より「やってみる」のが早いです。少ない駒から始めれば1局が短く終わり、繰り返し練習しやすくなります。

  4. 4. 王様を詰める練習をする

    最終目標は「相手の王様を詰ます」こと。詰将棋(つめしょうぎ)は将棋のいちばん楽しい部分のひとつです。1手詰めの問題からスタートして、解けたらすぐほめてあげましょう。

  5. 5. 親と子どもで実戦してみる

    駒の動きを全部覚えたら、いよいよ対局。最初は親が手加減してOKです。負けて悔しい気持ちを乗り越える経験こそ、将棋から学べる大切なことです。

8種類の駒と動き方(早見表)

将棋の駒は全部で8種類。下の図は動けるマスを青いドットで示しています。青い線つきのドットは「何マスでも進める」方向です。

  • 歩(ふ)の動き

    前に1マスだけ進める、いちばん基本の駒。

  • 香(きょう)の動き

    きょう

    まっすぐ前に何マスでも進める。

  • 桂(けい)の動き

    けい

    前へななめにジャンプする。駒を飛び越えられる唯一の駒。

  • 銀(ぎん)の動き

    ぎん

    前と斜めに動ける。後ろにも斜めだけ動ける。

  • 金(きん)の動き

    きん

    前・横・斜め前・真後ろに動ける。後ろ斜めには動けない。

  • 角(かく)の動き

    かく

    ななめに何マスでも動ける。

  • 飛(ひ)の動き

    前後左右に何マスでも動ける、いちばん強い駒のひとつ。

  • 王(おう)の動き

    おう

    前後左右ななめ、すべての方向に1マスだけ動ける。

さらに詳しい解説(成り駒・実戦での使い方など)はこちらをご覧ください: 将棋の駒の動き方を全種類くわしく解説 →

将棋の基本ルール

目的

相手の王様(玉将)を「詰ます」のが目的です。詰ます、とは「次の手でどう動かしても王様が取られてしまう状態」のこと。

交互に1手ずつ動かす

先手(さきて)と後手(ごて)に分かれ、駒を1手ずつ交互に動かします。1手で動かせる駒は1つだけです。

駒を取る・打つ

相手の駒があるマスに自分の駒を進めると、その駒を取れます。取った駒は「持ち駒」となり、自分の手番のときに空いているマスに「打つ」(置く)ことができます。これが将棋の最大の特徴です。

成る(駒を裏返す)

自分の駒が相手の陣地(相手側の3段目以内)に入ると、駒を裏返して「成る」ことができます。成った駒は元の駒より強い動きになります(例: 歩 → と金)。

禁じ手

打ってはいけない手がいくつかあります。代表的なものが「二歩」(同じ列に歩を2枚置く)と「打ち歩詰め」(歩を打って王様を詰ます)。慣れるまでは深く気にしなくて大丈夫です。

よくあるご質問

何歳から将棋を始められますか?

ひらがなが読める4歳ごろから始められます。最初から対局をフルで遊ばせる必要はなく、駒の動きを覚えるところからゆっくりスタートするのがおすすめです。

親が将棋を知らなくても教えられますか?

はい。むしろ「親も一緒に学ぶ」スタイルが続きやすいです。当アプリは大人も「お子さま枠」として登録できるため、ご自身用のアカウントでストーリーモードを進めれば、保護者の方も自然にルールが身につきます。

駒の動きはどの順番で覚えるのがいい?

おすすめは「歩 → 王 → 金 → 銀 → 桂 → 香 → 角 → 飛車」の順番。直線的に動く駒から教え、最後に長距離移動する角・飛車を入れると混乱しません。

子どもが負けて泣いてしまいます

完全な手加減でわざと負けるよりも、「ここまで頑張ったね」と過程をほめるのが効果的です。当アプリは「他者との競争」ではなく「自分の成長」にフォーカスする設計のため、勝ち負けのストレスを減らせます。

どのくらいで対局できるようになりますか?

駒の動きを全部覚えるのに1〜2週間、自分で1局指せるようになるまで1〜3ヶ月が目安です。週に1〜2回、15分くらいの短い時間でも継続すれば、半年で見違えるほど上達します。

アプリと盤面(リアルな駒)、どちらが良い?

両方の良さがあります。アプリは「ルールが間違っていれば教えてくれる」「いつでもひとりで遊べる」のが強み。リアルな盤駒は「親子の対面コミュニケーション」が育まれます。どちらか一方ではなく、組み合わせるのが理想です。

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