将棋の駒の動き方を全種類くわしく解説

将棋の駒は8種類。それぞれの動きを図と子ども向けのやさしい言葉で解説します。覚え方のコツ・間違えやすいポイントもまとめました。

図の見方

  • ● 青いドット = その駒が動けるマス
  • ● ドットと駒をつなぐ青い線 = 「何マスでも進める」方向
  • ※ 図はすべて駒が上向き(先手)の状態で表示しています。

基本の8種類

歩兵(ふひょう / ふ)の動き歩歩歩

歩兵 (ふひょう / ふ)

前に1マスだけ進める。

将棋でいちばん数が多く、1人18枚のうち9枚が歩です。動きはシンプルで、前にだけ1マス進めます。横や後ろには動けません。

教え方のコツ: 「歩は前にだけ」と覚えさせるのが第一歩。9筋ぜんぶ並んだ歩の壁が、最初の防御線になります。

※敵陣に入ると「成る」ことができます。

香車(きょうしゃ)の動き香香香

香車 (きょうしゃ)

まっすぐ前に何マスでも進める。

前にだけ進める駒ですが、歩と違って何マスでも一気に進めます。ただし途中に駒があると越えられません。

教え方のコツ: 「やり」のように、一直線にどこまでも進む駒。横や斜めにはまったく動けないので、進んだら戻れないことに注意。

※敵陣に入ると「成る」ことができます。

桂馬(けいま)の動き桂桂桂

桂馬 (けいま)

前へななめにジャンプする。駒を飛び越えられる唯一の駒。

前へ斜め2マス先(カタカナの「卜」のような動き)にジャンプします。途中に他の駒があっても飛び越えられる、将棋で唯一の駒です。後ろや横には動けません。

教え方のコツ: 子どもにとっては動きが独特でいちばん覚えにくい駒。動きを声に出して「ぴょん!」と言いながら教えると覚えやすいです。

※敵陣に入ると「成る」ことができます。

銀将(ぎんしょう / ぎん)の動き銀銀銀

銀将 (ぎんしょう / ぎん)

前と斜め、後ろの斜めに動ける。真後ろと真横は動けない。

前3マス(左上・前・右上)と後ろの斜め2マス(左下・右下)に1マスずつ動けます。真後ろと真横には動けません。

教え方のコツ: 「銀は前向きの駒」と覚えさせると、攻撃に使いやすくなります。

※敵陣に入ると「成る」ことができます。

金将(きんしょう / きん)の動き金金金

金将 (きんしょう / きん)

前後左右と斜め前に動ける。斜め後ろには動けない。

前3マス(左上・前・右上)、横2マス(左・右)、真後ろの合計6方向に1マスずつ動けます。斜め後ろ(左下・右下)には動けません。

教え方のコツ: 王様を守る代表的な駒。「金は斜め後ろにだけ動けない」と教えると、銀との違いがわかりやすくなります。

角行(かくぎょう / かく)の動き角角角

角行 (かくぎょう / かく)

斜めに何マスでも動ける。

斜め4方向(左上・右上・左下・右下)に、それぞれ何マスでも進めます。ただし途中に駒があると越えられません。

教え方のコツ: 盤の対角線をぜんぶ駆け抜けられる強い駒。「マスの色が変わらない」のが特徴。

※敵陣に入ると「成る」ことができます。

飛車(ひしゃ)の動き飛飛飛

飛車 (ひしゃ)

前後左右に何マスでも動ける。最強クラスの駒。

前後左右の4方向に、それぞれ何マスでも進めます。ただし途中に駒があると越えられません。斜めには動けません。

教え方のコツ: 角と並ぶ最強の駒。「飛車と角は大駒(おおごま)」と呼ばれ、取られないように大切に使います。

※敵陣に入ると「成る」ことができます。

王将 / 玉将(おうしょう / ぎょくしょう)の動き王王王

王将 / 玉将 (おうしょう / ぎょくしょう)

全方向に1マスずつ動ける。

前後左右と斜めの全8方向に1マスずつ動けます。王様(玉将)を「取られる」と負けです。先手の王様は「玉将(ぎょくしょう)」、後手の王様は「王将(おうしょう)」と呼ぶことがあります。

教え方のコツ: 王様は強い駒ではなく、守られるべき駒。最初は王様を囲う(まわりに金・銀を集める)形を教えると勝てるようになります。

成り駒(6種類)

自分の駒が相手の陣地(相手から数えて3段目以内)に入ると、駒を裏返して「成る」ことができます。成った駒は元の駒より強い動きになります。金将と王将は成れません。

と金(ときん)の動きととと

と金 (ときん)

金と同じ動きになる、最強クラスの「成り駒」。

歩が相手の陣地に入ると「と」に成ります。動きは金と同じになるため、攻め駒として非常に強力です。

成香(なりきょう)の動き杏杏杏

成香 (なりきょう)

金と同じ動きになる。

香車が相手の陣地に入ると「成香」に成ります。動きは金と同じ。香車のまま使うか成るかは状況によります。裏に書かれているのは「金」の略字で、多くの駒では「杏」の形をしています。

成桂(なりけい)の動き圭圭圭

成桂 (なりけい)

金と同じ動きになる。

桂馬が相手の陣地に入ると「成桂」に成ります。ジャンプはできなくなりますが、金と同じ動きの安定感を得られます。裏に書かれているのは「金」の略字で、多くの駒では「圭」の形をしています。

成銀(なりぎん)の動き全全全

成銀 (なりぎん)

金と同じ動きになる。

銀将が相手の陣地に入ると「成銀」に成ります。「成らずに銀のまま使う」という選択もある、奥深い駒です。裏に書かれているのは「金」の略字で、多くの駒では「全」の形をしています。

龍馬 / 馬(りゅうま / うま)の動き馬馬馬

龍馬 / 馬 (りゅうま / うま)

角の動き + 前後左右に1マス。

角が相手の陣地に入ると「馬」に成ります。元の斜め無制限の動きに加えて、前後左右に1マスずつ動けるようになり、最強クラスの駒になります。

龍王 / 龍(りゅうおう / りゅう)の動き龍龍龍

龍王 / 龍 (りゅうおう / りゅう)

飛車の動き + 斜めに1マス。

飛車が相手の陣地に入ると「龍」に成ります。元の前後左右無制限の動きに加えて、斜めに1マスずつ動けるようになり、盤上最強の駒になります。

覚えた駒の動きを、そのまま動かしてみる

登録不要で、声のガイドとヒントに導かれながら実際に駒を動かせます。図で見た動きが、そのまま手を動かす体験につながります。

おうえんモード体験の画面。相手の王さまの逃げ場がすべて×印になり「詰み」が完成した瞬間

王さまの逃げ場がぜんぶ×印に。「詰み」の瞬間を、声のガイドつきで。

登録なしで体験してみる

続きは、ストーリーモードで遊びながら駒の動きがひとつずつ身につきます。4〜10歳のお子さまが保護者のサポートなしで進められる設計です。7日間無料でお試しできます。

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